あなたは「腰痛をなんとしても解決したい!」と本気で思っていますか?
信じられないかも知れませんが、
たったの2週間、ほんの少しあることを行っただけで腰痛が改善されます。
これは、本人が腰痛で苦しみ、
あらゆる腰痛改善方法を試してきた結果、柳田氏があみ出した
腰痛を根本原因から改善する方法です。
布団の上げおろし、低すぎるシンクでの炊事、前かがみになってのアイロンがけ、
水を含んだ洗濯物の持ち運びなど、家事は腰を痛めやすい動作の連続です。
家事は毎日のことですから、腰痛の家庭療法も毎日手軽に行えるものがいいでしょう。
そこでおすすめしたいのが、「洗濯ばさみ療法」です。
やり方は、手の10本の指先を、洗濯ばさみでつまむだけです。
はじめは3分くらいから始め、刺激に慣れてきたら5分ほどはさむようにします。
ちょっとした休憩時に行えば腰痛の防止に、
腰痛が起きたときに行えば、痛みをやわらげてくれます。
1日2回 行うのを習慣にすれば、腰痛知らずの毎日を送れるでしょう。
ちなみに洗濯ばさみは新品のものではなく、
ややバネのゆるみかけた使い古しのほうが、ちょうどいい刺激になります。
「ブラシ療法」は、
入浴の際などに柄つきの浴用ブラシで腰をたたいたりさすったりするだけの手軽な腰痛改善法です。
毛の一本一本がいわば鍼の役目をして、
広い範囲に点在するツボを刺激することができるため、
ツボの位置が正確にわからなくても効果が得られるというのが利点です。
刺激は鍼灸にくらべれば浅くお だやかなものですが、
同時に皮膚を鍛え、患部の血行をスムーズにするというマッサージ効果も期待できます。
柄つきの浴用ブラシの毛先で腰の痛む部分を重点的にたたいたりさすったりしたあと、
洋服にブラシをかけるように、腰全体を上から下へとブラッシングします。
ブラシはナイロン製のものより、豚毛などのほうが肌ざわりがよく、
皮膚を傷つける心配もありません。
3分ほどを限度にし、やり終えるころに肌が少し赤みを帯びる程度の強さで行うのがコツです。
強くたたいたりこすっても効果が高まるわけではないので、
気持ちのいい程度で行うようにしてください。
患部をあたためてはいけないギックリ腰などの急性期を除けば、
おふろは腰痛改善によい習慣です。
浮力のおかげで足腰の筋肉が重力から解放されてゆったりと伸展しますし、
体があたためられて血行がよくなり、筋肉にたまった疲労物質を洗い流してくれます。
ゆっくりつかって体が十分にあたたまったら、
そのまま湯ぶねのなかで正座をしてみてください。
正座をしているときの背骨の弯曲は、正しい姿勢で立っているときの、
背骨の自然な弯曲に近いのです。
とくに腰痛持ちの人は、大腿直筋という膝を伸ばす筋肉が縮まっていることが多いのですが、
正座はこの筋肉を伸ばす効果があります。
膝が痛い人には正座はつらい姿勢ですが、
湯ぶねの中ですれば膝に負担をかけずにすみますし、
水圧でおなかが押されて腹圧が高まるので、
腹筋の衰えている人でも背筋をしゃんと伸ばすことができます。
また、普段正座をするときは座布団をうまく利用してください。
二つ折りにした座布団をおしりの下に入れて正座すると、膝の負担が少なくよい姿勢で座れます。
体のどこかが悪くなると、
別の場所に過緊張や知覚過敏などによって痛みがあらわれるのはよくみられる現象で、
これを「反射」と呼んでいます。
足のうらには体のすべての部分の病気や症状があらわれる反射区があります。
慢性腰痛に悩んでいる人の場合は、土踏まずの内へりの辺りと、
そこから横に小指側まで 広がる幅5cmほどのゾーンに反射があらわれるケースが多く、
この一帯を押すと痛みを感じます。
腰がかたい人であれば、かたいしこりがあるのを発見するで しょう。
腰痛のある人は、
足のうらの反射区をこぶしのとがったところや“健康ハンマー”などでたたくと、
初めは飛び上がるほど痛く感じるはずです。
しかしガマンして刺激をつづけていると、
痛いけれども刺激が心地よく感じられるようになり、やがて痛みが消えていきます。
反射区の痛みがやわらぐのに伴い、腰の痛みも軽くなるのです。
左右の足のうらをぴったりとそろえてみてください。
土踏まずの内へりの部分は背骨の反射区で、その左右に腰の反射区が広がります。
これを実際の腰の痛む場所と照らし合わせ、
痛む場所に対応する反射区の点をさがして重点的にたたくようにしてください。
右腰が痛いからといって右ばかりたたくのではなく、
右足をたたいたら左足もたたくようにして、両足ともバランスよく刺激するのがコツです。
1秒に1〜2回の速さでトントントンとリズミカルにたたき、
1日 1〜2回、1回につき3分ほどを目安にしましょう。
ふろ上がりや就寝前に行えば、疲れがとれて腰が楽になります。
背骨は腰のあたりでゆるやかに前弯し、
骨盤は地面に対して30度ほど前傾しているのが自然な形ですが、
腰痛持ちの人は腰椎の前弯が強まり、
骨盤の傾斜角度も大きくなっていることが多いものです。
そこで睡眠中に腰を休めるには、
腰椎の前弯をとり、骨盤の傾斜を減らすことがポイントになります。
寝る前など、うつぶせになって本を読むかたがいますが、
この姿勢は腰椎のそりが強まり骨盤の前傾も大きくなるため、腰にはよくない姿勢です。
そのまま寝入ってしまうことがあればなおさらです。
あおむけになって背筋や両足を行儀よくピンと伸ばして寝るのも、
また、腰がだるいからと腰の下に枕やクッションを当てて寝るのも、
腰椎のそりを強めるのでおすすめできません。
あなたは「腰痛をなんとしても解決したい!」と本気で思っていますか?
信じられないかも知れませんが、
たったの2週間、ほんの少しあることを行っただけで腰痛が改善されます。
これは、本人が腰痛で苦しみ、
あらゆる腰痛改善方法を試してきた結果、柳田氏があみ出した
腰痛を根本原因から改善する方法です。